Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Queiser, M.*; Vogt, A.*; Seidlitz, M.*; Reiter, P.*; 富樫 智章*; 清水 則孝*; 宇都野 穣; 大塚 孝治*; 本間 道雄*; Petkov, P.*; et al.
Physical Review C, 96(4), p.044313_1 - 044313_13, 2017/10
被引用回数:5 パーセンタイル:41.04(Physics, Nuclear)ケルン大学のタンデム加速器にてZnの励起状態を核融合反応および核子移行反応によって生成し、そのいくつかの脱励起線を放出する寿命を測定した。そこから電磁遷移強度を得た。殻内の配位が主である負パリティ状態間の遷移に加え、殻から殻へ中性子が励起した配位をもつ正パリティ間の遷移強度を得ることにも成功した。これらの正パリティ状態は、以前はオブレート変形しているとも考えられていたが、実験で得られた遷移強度を大規模殻模型計算の結果と比較することによって、プロレート変形を持つことが明らかとなった。
Q.Bujia*; 池添 博; 杉山 康治; 冨田 芳明; 井出野 一実; H.J.Kim*
JAERI-M 91-188, 8 Pages, 1991/11
高角運動量状態からの核分裂片の角度分布は、複合核のサドル点における変形に関する情報をもっている。原子核の形状に関する情報で、測定データから、その情報(Koの値)を求め、それを既存の2つの理論(Rotating liquid drop modelとRotating finite range model)と比較した。その結果、Rotating finite range modelによる予想値とよい一致をする事が判った。又、核分裂断面積のデータを今までの報告より高励起エネルギーまでとる事ができ、Bass modelによる予想値と比較できた。その結果、測定データは、高励起エネルギー領域(100MeV以上)で理論値より大きくなっている事がわかった。これらの結果は、高励起・高角運動量状態からの核分裂現象を理解する上で重要である。
石井 三彦; 牧島 章泰*; 星 正勝*; 石井 哲朗
Nuclei off the Line of Stability; ACS Symposium Series, 324, p.496 - 501, 1986/00
重イオンを用いて中性子欠損核のインビーム核分光を行うために荷電粒子多重度フィルター「シリコンボックス」を開発した。 この論文では、シリコンボックスの構造と機能を説明し、実験例によってその性能を示す。更に、陽子数・中性子数が共に50から82の範囲にある核で大きな変形を有する核の探査の結果を、それらの持つ物理的意味とともに報告する。